人的資本経営について
資産資本(企業の資産)、人的資本、社会的(地域を含む社会関係)資本、心理的資本詳しい説明は各々調べて下さい。ここでは、大企業ではなく地方の中小企業向けとなっております。
重要なのは、従業員の会社に対する満足度とエンゲージメントにあります。まずは、従業員の満足度を向上させる事と企業のエンゲージメントを高める事を別々にします。
従業員満足度は、働きやすい環境、賃金や福利厚生などを行い企業への定着率を高める効果がある。社員教育は、時間と費用がかかるのですぐに退職されては企業としては困る。よって従業員が働きやすい環境を整え定着率を高める事は企業にとってもメリットがある。
次にエンゲージメントは、仕事へのモチベーション向上、主体性・自主性の発揮、成長実感などがあげられます。ここが、後に生産性の向上やイノベーションを起こす事になります。
結論は、従業員の会社への満足度を高めるだけではエンゲージメントは向上しないという事です。何故か、それは言われた事を真面目に働いていればいいと考えている従業員がいるからです。パートやアルバイトは、それで構いませんが正社員や幹部はそうでは困るのです。つまり正社員以上の従業員には、会社への満足度を高め、次にエンゲージメントを高めなければなりません。もうお気づきになる方もおられると思いますが、人材派遣などの期間限定の為に雇用された人材が果たして上記の事を考え行なってくれるでしょうか。私は、行わないと考えます。いつ切られるかわからない不安定な職場の将来について考えて行動するでしょうか。可能性は低いと言わざるを得ないです。
それでは、エンゲージメントを高めるにはどうするればいいのか。考察していきたいと思います。まずは、主体性と自主性です。細かな説明は各々調べて下さい。主体性と自主性を向上させるための参考材料としてここでは、人的資本、社会的(地域を含む社会関係)資本、心理的資本を用います。
まずは、一企業では考えません。ここでは、地域社会(米子市)を一つの企業として考えます。株式会社米子市の誕生です。話が長くなりそうなので結論を先に示します。それは、地域課題に取り組み解決する事です。米子市民が地域課題や自分が興味あることに積極的に参加取り組む事が、後に自社へのエンゲージメント向上に一役買う事になると考えます。何故そう考えたかを要点を絞って示します。
①地域社会の課題に取り組むには、自主的に参加しなければなりません。民会や解決の為の会に参加すると人脈や関係性ができます。議論などによってコミニケーション能力も向上し、議論を通して解決策などを考えていきます。これが社会的(地域を含む社会関係)資本を指します。
②課題解決などを自社で行うと、発言しない人や、出世の足を引っ張ったりなどの外部要因が強く働きます。失敗したらどうしようなどと考えてしまい、そうなると萎縮してしまいます。例え失敗しても再挑戦もしなくなる方もいるのではないでしょうか。しかし、地域の課題解決で集まった人達は失敗しても再挑戦すればいいのです。問題解決が主なので出世や評価は関係ない(そう思いたい)のです。それによって、自信がついたり、レジリエンスが高くなる。これが心理的資本です。
③そうなると、自ずと人的資本に当たる要因を考える事ができるのではないでしょうか。そして自社に戻り、自主性や主体性を持ち次に、生産性の向上やイノベーションに関する要因に挑戦する事ができます。
上記のやり方の重要なポイントは、人(従業員)への投資(まずは従業員満足度を高める)することです。しかし中小企業は、そもそも社員教育に費用と時間を割く事が困難であるが地域課題(従業員が興味ある分野)に取り組むように促す事ができれば、無料で社員のエンゲージメントを高める事ができる。次に地域課題が解決し地域社会への貢献ができる。
よって、企業にも従業員にも地域社会にも大きく貢献する事になる。つまり一石三鳥の効果が見込める。私の予想では、将来的には三鳥では済まないと考えています。今取り組むか10年後に取り組むか早い方が早く便益を享受できます。また、人手や人材不足が昨今叫ばれています。どう抗えばいいのか各企業や業界によって異なると思います、しかしいつも考えている事があります。それは、少数精鋭という言葉です。これは、優秀な人が少数で事に当たのように思いますが、私は少数で事に当たるから自ずと鍛えられて精鋭になるのではないかと考えています。人手や人材不足は逆に精鋭になる為のチャンスなのかもしれません。
人材から人財へ、精鋭になる為の挑戦。
最後にこれを行うには、皆様のご理解とご協力が必要になります。よろしくお願いします。






